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第134回 通勤ラッシュに強いバッグ

 

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

子どもの服は自分で考える

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●夏の季節はさすがに短パン、Tシャツでも十分だった毎日の通学服も秋が訪れ、冬の到来も間近となると軽装のままではいられません。基本的に小学生の服装には私立学校や、一部の一貫校を除いて特別なドレスコード(服装規程)はありません。中学校ともなると生徒手帳にあるように厳密に規定されている場合もあるようです。私が保護者の皆さんに勧めていたのは、難しいことを考えずに「服を着た時の動きやすさ」を優先することです。

 

●その目線で子どもと一緒に服を買いに行ってほしいと思います。と言うのも保護者の都合やセンスで「これはいいっ!」と思ってせっかく選んだ服も子どもが気に入らなければ結局は着る機会がなくなってしまうのです。子どもにとってお気に入りの服とは本人しか知りえません。逆に気に入った服を子どもが喜んで着てくれると嬉しいじゃありませんか。毎日のことですから洗濯のしやすさとか汚れが目立たない色とかは、最終的に迷った時の親の判断とするべきでしょう。

 

気に入った服が一番!



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第134回 ビジネスマンのアイテム選び
~通勤ラッシュに強いバッグ~


    

鉄道の混雑事情は2018年以降、大きく変化した。言うまでもなくコロナ禍の影響だ。東京圏の朝ラッシュ時間帯主要路線混雑率(ピーク1時間平均)は2019年の163%から2020年は108%、2021年は107%へ、関西圏は126%から103%、104%へと大幅に減少したのだ(2022年:国土交通省調査)。一方、輸送人員に限れば2022年度はコロナ禍前の85~90%の水準まで回復。関東が80~85%程度なのに対し、テレワーク実施率が低い関西は90%程度まで回復している。コロナ禍前の状態に戻るのは時間の問題だろう。

 

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そんな通勤事情に関して日本民営鉄道協会は利用時に迷惑と感じる行為について「駅と電車内の迷惑行為ランキング」を発表している。このうち「荷物の持ち方・置き方」について迷惑と感じる割合が2012年から2018年の7年間の推移を見てみると、8位(17.0%)、6位(20.5%)、6位(22.3%)、6位(23.9%)、4位(27.3%)、3位(29.8%)、1位(37.3%)と右肩上がりにランクアップし、ついに2018年に1位になったのだ。しかしコロナ禍によって混雑解消が実現したこともあって2020年の迷惑行為ランキング(総合)では6位に後退し、割合も21.0%となった。コロナ禍の影響で車内空間に余裕が生まれたせいだろう。

 

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しかしそのリバウンドの兆候は既に表れ始めている。日本政策投資銀行が発表した2023年度設備投資計画調査によると、新型コロナの5類移行を背景にリモート勤務を打ち切って「完全出社」に切り替えたいという大企業の本音が浮き彫りになったのだ。「理想的な出社率」について聞いたところ、大企業の32%が完全出社となる「10割」を選択。つまり在宅勤務ではほぼ不要だったビジネスバッグも出社がコロナ禍前の様に常態化すれば会社員のマストアイテムへと復帰するのは当然だろう。すると通勤混雑時のバッグの存在感も重要になって車内のバッグマナーも顕在化してくるだろう。ビジネスバッグは外部からの圧への対応力を確かめて欲しい。

 

 

通勤圧に負けないビジネスバッグ。

 


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