.

 

ホーム>Column コラム>
第151回 性差のないビジネスバッグ

 

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

作物を育てると気持ちも変わる

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●子どもの頃から食べ物に好き嫌いのなかった私は小学校の給食や課外合宿などで食事のストレスを感じることがありませんでした。一方、担任の先生にもよりますが偏食気味の子どもたちに様々なアプローチを試みて偏食が改善された例も多く見てきました。そんな取り組みの中で目を見張る効果を上げたのが自分で野菜や果物を育てる農業実習です。農業実習と言っても大袈裟なことをやるわけではありません。校庭の隅の空いた空間を利用してミニトマトや、ニンジン、大根、ブロッコリーなどを栽培する取り組みです。

 

●例年、春の訪れる季節から種をまき、成長の記録をメモしながら水や肥料を与え害虫を駆除しながら大事に育てるのです。収穫した野菜や果物は一部は特別授業「収穫祭」などでクラス皆と、保護者たちで分け合います。すると今まで食べられなかった子どもたちがニンジンを好きになり、ミニトマトを食べられるようになるのです。偏食を力づくで直すより、生命の尊さや、作物の成長を見届けることによって子どもたちも自然の恵みを実感できるのでしょう。きっと自分の愛情を込めた作物は特別な味がするのかもしれません。

 

偏食が自然に治るマジック。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第151回 ビジネスマンのアイテム選び
~性差のないビジネスバッグ~


ファッション性の高いバッグと比べてビジネスバッグは性差によるデザインやインナーの設計に大きな差がないように思う。昨今の社会的な変化もあり、男女の違いで仕事の内容や方法が違ったりはしない。男女を問わず業務活動をフォローするバッグなのだから機能的に差があってはならない。それがショルダータイプでもリュックやトートタイプでも使う人のセンスがキラリと反映されると好感が持てる。

 

bag

高校生の間では男女を問わずリュックサックに教科書や教材を詰め込んでいるのが今の常識だが、男子の場合はスポーツ系ブランド、女子高校生ともなるとグッズを複数結び付けたりして個性を出そうとしている。教科書などの量や大きさは男女の差がないのでバッグ自体の大きさはほぼ同じ。わずかな演出によって微妙な「差」をつけているのだろう、好感が持てる。ではビジネスの世界では女子たちの選択はどうだろう。

 

bag

私の同僚の女子の場合では黒のショルダー、トートタイプに、人気があるようだ。ファッションブランドのようなカラフルさはないがファスナーやベルトの取り付け部分に女性的な意匠が施されているようだ。最近ではリュックタイプも多いが、男子用に比べて一回り小さい小型タイプを選んでいる。体が小さいのでバッグの行き過ぎた主張を抑えているのだろう。なんでも入れちゃう男子に比べて収納するアイテムを選んでいる事が窺える。その代わりか、お弁当用?にサブバッグを同時に持っている女子が多いのには驚いた。

控えめな主張に好感が持てる。

 


bag