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第159回 使い勝手が大事なファスナー

 

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

SNSで子どもが加害者に

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●学校からの連絡や伝言などオフィシャルツールとしても欠かせないスマホは身近なコミュニケーションツールです。ところが使い方を誤るととんでもない悲劇が待ち受けています。コメントを誤解されたり、勘違いされたりして自分の気持ちとは違う方向へと乱反射してしまうことがあります。ご存じのようにネットは参加の障壁が低く誰でも、いつでも、どこからでも自由に参加できてしまうのです。逆説的に言えば、だからこそ地域、性差、世代に関係なく世界中に普及したのでしょう。

 

●子どもから大人までが同じプラットホームで交わるので原則として世代の区分がありません。言葉を選べば大人扱いされますし、性別も誤魔化してなりすましも容易でしょう。このような匿名性がもう一人の自分を誕生させ「狂暴化」してしまうことも珍しくありません。言葉は言霊(ことだま)と言われるほどに人の発信する表現の中でも特に大事な要素でパワフルです。何気ない言葉が相手の心を深く傷つけたり、傷つけられたり、知らずのうちに犯罪に巻き込まれることもあります。小学生低学年から当たり前のようにSNSが身近にあるℤ世代。保護者の皆さんもその使い方、付き合い方を子どもと一緒に考えてみましょう。

 

言葉の大切さを知る。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第159回 ビジネスマンのアイテム選び
~日常の使い勝手が大事なファスナー~


バッグなど収納物の出し入れにファスナーは欠かせない。収納物を安全に保護、収納する事ができ、バッグのパーツの中でも最も重要な要素だと考える。歴史を紐解くとファスナーの歴史は古く1951年の誕生にさかのぼる。ファスナー登場前のバッグの留め方は私の記憶にあるのがボタン留めや紐縛り、ベルトのような穴掛けなどあったように思う。今はファッション的な要素での存在感はあるが、ビジネスバッグのような毎日の開閉に耐える実用性ではファスナーの確実さにはかなわない。

 

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自分の持ち物など出先で紛失、落下しないように細心の注意を払っている。ファスナー部分は外部との遮断性という観点からバッグの最重要な構成要素だと断言出来る。もしも移動中にファスナーが故障や破損して使えなくなったら仕事へのダメージは大きい。ビジネスバッグ購入の決め手はデザインや収納力、重さなど様々あるが、納得できる密閉性とストレスのないスムーズな開閉性という矛盾する実用的観点から、重要度が増しているのがファスナーだ。意外と思われるかもしれないが自分の生活環境の変化が影響しているかもしれない。

 

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教師時代はバッグのファスナーもジーンズにあるような金属製のハードタイプが安心だった。しかし出張が多くなり、ファスナーの使い勝手、要求に微妙な変化が出てきた。場所や自分の姿勢に関係なくファスナーの起点と終点がすぐ分かり、指先で軽く操作できるほどの軽い開閉動作。それらの動作にストレスを感じないことだ。しかも暗がりでもファスナーの位置と向きが分かり、方向性に左右されずに自在にスライドできること。さらに指先とファスナーの握り部分の自然なつかまり感がストレスを軽減する。売り場では目を閉じてファスナーのありかと方向を問わないスムーズな使い勝手を試してもらいたい。

 

夜間でも確実に開閉できること。

 


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