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第137回 混雑時のリュックの持ち方

 

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

基礎学力は徹底的に

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●あけましておめでとうございます。いよいよ最後の学期になりました。学年を通して最終のまとめ期間となります。進級に向けての用意も考えながら3月までの時間をイメージして頂きたいと思います。今の担任先生ともお別れになることもあります。担任の先生は子どもたちの弱点、不得意科目を知っていますから、わからない箇所があれば今のうちに相談するといいでしょう。

 

●学習塾に通っている子どもたちも多いかと思います。学校の学習レベルや学習速度と異なる場合が多いですが、基本形は学校で学習していますので学校の学びを優先することで基礎学力の完全な理解に充ててほしいと思います。私が強調するのは「分かった感じではだめ、完全にわかった」でないと次の知識を積み重ねる時に段差ができてしまうのです。積み木と同じで途中のブロックがいい加減だと崩れてしまいます。そんな相談は担任の先生にしてみてください。

 

完全に分かるまで。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第137回 ビジネスマンのアイテム選び
~混雑時のリュックの持ち方~


    

電車やバスなどの交通機関は冬に遅れやすくなるが、これはコートなどを着込むことで一人あたりの体積が増える「着ぶくれ」が混雑を助長するためだ。ところが人気のリュックは着ぶくれどころの話ではない。成人の胸板の厚さが約20cm程度であることをふまえれば、リュックを背負った人は2人分の厚みがあることになる。これでは混雑に拍車をかけているようなもの。リュック派の私としてはとても他人ごとではない。

 

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そこで全国の民営鉄道が加盟する日本民営鉄道協会は2000年以降、混雑時の乗車の際の手荷物の扱いについて他人への迷惑防止と運転正確化のために重要なアナウンスを行っている。関西圏、東京近郊でも私の知る限りでは混雑する電車内ではリュックなどは前に抱えるか網棚の上に置く、が推奨フレーズだった。本来は背負うのがデフォルト的な使い方だが人ごみの中では背後の人に迷惑をかけてしまう。車内アナウンスでも駅貼りポスターでもおなじみの混雑対策だった。

 

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ところが今のアナウンスは「手荷物の持ち方・置き方は、まわりの方にご配慮ください」とした上で、具体的には「大きな荷物は網棚に」「リュックは手に持って」「手荷物はヒザの上に」と呼び掛けているのだという。身体的な理由で前掛けができない人がいる一方、背負ったままでは迷惑なので電車内ではいったん肩から外して周りの状況を観察して対処してほしいという事なのだ。このようにリュックの普及に伴って社会の反応も変化している。ビジネスバッグとして市民権を得た証拠だろう。

 

 

手に持つか網棚を利用。

 


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