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第142回 出張先の天候をイメージ

 

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

雨対策はスマートに

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●蒸し暑い、うっとおしい梅雨のシーズンの始まりです。子どものために傘や長靴を新調した家庭もあると思いますが、その使い方、仕舞い方を十分に理解させて頂きたいのです。と言うのも雨具は必要でなくなるとまったく関心がなくなってしまい、傘などは本人がどこに置いてしまったか忘れることも多く、ハンカチと共に学校内での忘れ物の多くを占めています。長靴も傘も色やデザインなどの基準を設けていない学校も多く、紛失してしまうと特定することが困難な場合もあります。

 

●自分の持ち物には必ず名前を書くこと。これは集団生活の一番基本的なルールですが雨に濡れたり、手指の汗などによって剥がれたり読みにくくなったりします。梅雨の時期を前に保護者の方たちは新調したら必ず名前を記入すること。一方、使い慣れた雨具類は名前が読めるか、クラスが異動した場合は新しいクラス、学年に変更されているか再確認してください。その上で傘は前が見えるようにまっすぐ持って歩く、学校や、家に到着したら雨粒をぬぐい付属のバンドや紐で締めて傘立てに入れる流れを習慣づけてください。男女を問わずにこのような動作がスムーズにできる子どもは毎日の生活を大事にしていることが伺い知れます。

 

名前は大事、再確認。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第142回 ビジネスマンのアイテム選び
~出張先の天候をイメージ~


    

雨の日の移動には神経を使う。愛用のバッグへは辞書や参考書、ドリルなどの紙資料、タブレットは欠かせない収納品になった。重く嵩張るのは仕方ないが、これらの装備に傘やレインコート類などが重なると駅などの乗り換えのたびに苦労する。つまり雨対策の要領が悪く、日頃の学習成果が発揮されていない残念さにある。のど元過ぎれば…と言うが、雨がやんで青空を拝むたびに雨天の苦労をケロリと忘れてしまうのだから厄介だ。

 

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折り畳み傘はコンビニのレジ袋に入れて常にバッグ内に常備しているほどの用心ぶり。にもかかわらず出張先で突然に雨が降ろうものなら慌てて下車駅で重たい辞書などをバッグから取り出し、ひっくり返すほどの混乱ぶり。改札口を通り過ぎる乗客の冷たい視線を浴びながらなんとか折りたたみ傘をバッグ内でかすかに手にした時の安ど感はいつものこと。わたくしは人生で一番無駄な時間はモノを探す時間と言ってはばからないが、そんな正体はこんなものなのだ。

 

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日頃から私が使用するビジネスバッグの撥水性には定評があり、梅雨時のしつこい雨に遭遇しても自分の身さえ傘で気をつけていれば、そのテクノロジーに頼り切って感心するばかり。水滴がバッグ表面を滑り落ちるさまは快感。じっと見とれてしまうほどだ。しかも収納している辞書やテキストなどの紙資料は無傷。多分に湿気を含んで重くなっているのだろうがダメージを感じないのだ。バッグ売り場は屋内のせいもあり、購入時に野外での使用や天候の変化をイメージしにくいが、想像力を働かせてほしい。ビジネスバッグは全天候対応型でなければ地方出張もおぼつかないのだ。

 

 

想定外での対応力。

 


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