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ビジネスサイズK-model

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

学習モードにする身の回りの片付け

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●小学校では、どの科目も2学期に入るとその内容が一気に高度になります。夏休み前の1学期はほんのジャブ程度、本格的な学習は1学期の学習を基盤に2学期から始まると思ってください。そのためには夏休み中にゆるんだ生活習慣の改善が効果を発揮します。中でも一番効果的なのは身の回りの断捨離です。すでにお母さん方の家事全般の断捨離はその効果を含めて広く認知されていますが、子どもの断捨離とその効果を意識している人は少ないようです。一般的に断捨離シーズンは年度の変わる3月か、歳の変わる12月でしょう。

 

●小学生の場合3月の断捨離は4月の進級を前にして当然ですね。前学年の教科書やノート、参考書など一気に切り換わるのですから一家総出となります。ところが12月は断捨離をしてはいけない月なのです。親の都合に合わせて年末に大掃除をすると、必要な教材やプリントが行方不明になったりします。冬休みを挟んでも学習内容は学年で継続していますから段差を作らないようにしましょう。すると9月が小学生にとって断捨離月になるのです。夏休みが終わって新学期が始まり、学校の教科書が下巻に変わるこの時期を見逃さないように教科書やノートなどの点検をしましょう。

 

学校スケジュールに合わせて断捨離。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第61回 ビジネスマンのアイテム選び
迷惑を掛けないビジネスサイズK-model


    

先日、通勤電車で妙な光景を目撃した。私の前に座った女性がスマホ片手にしきりにスカートを気にしている。私の視線が気になっているのかと思ったが、さにあらず。隣に座る男性の膝の上に載せたビジネスバッグの横角が女性の足に触れ、電車が揺れるたびにスカートを乱し、時には押し付けていたのだ。隣の男性も同様にスマホに夢中で、痛い状況が見えていない。

 

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ビジネスバッグも大きければ荷物がいっぱい収納出来て良いという訳ではない。旅行に出掛けるわけではないので出張や普段使いでは通勤電車内や駅構内での扱いやすいサイズと言うのがある。改めて調べてみて分かった。かつては「普通鉄道構造規則」(2002年廃止)の中で1人当たりの着席幅を400mm以上とすることが規定されていたのだ。このため国鉄時代は余裕をもって約43㎝に設定していた。現在の車両設計基準では1人当たりの着席幅は日本人の体格向上に合わせて拡大傾向にあり、最新の車両では450mmから480mmが標準となっている。

 

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現在、通勤型のいわゆる通常のロングシート電車だと45㎝は確保されている。隣の男性のビジネスバッグがスカートに触れ、不快な思いをした隣の女性。男性のバッグ幅が45㎝以上あったか、バッグの膝への載せ方に気配りがなかったと言うことだ。では仕方なく縦方向に回転させて膝に乗せるのも面倒。床に直接置くのも足の置き場に困る。K-modelの設計値は幅43㎝。数値的にはクリアだが、だから大丈夫ではない。収納するものによって想定を超えて厚みも幅も多少膨らんでくる場合もある。知らずのうちに他人に迷惑をかけることがないよう、K-model愛用者は電車内での気配りもお願いしたい。

 

ビジネスバッグは混雑時での使い勝手も考えて。


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