ホーム>Column コラム>第31回 他人への優しさも必要なビジネスバッグ

ビジネスバッグ・機能に応じた選び方

実際にK-modelを仕事で愛用している陰山先生がフィールド・インプレッション。
K-modelにこめた陰山先生の開発ポリシーとともに毎回ライブレポートで報告!!

身体が安定するショルダーバッグ

冬場でわかるビジネスバッグの使い勝手

 

●厚手のコートなどで着膨れしていると上半身の動きが鈍くなる。そんな時に雪や、雨、風が重なったらかなり悲しい。日頃の軽快さは失せ、余裕もなくひたすら早足になってしまう。

 

●経験上、そんなときは要注意だ。周囲への注意力や他人への気配りが低下しているので自ずと危険度が増してくる。だから身体が硬く、動きが鈍くなる寒い冬こそショルダーがお勧めだ。なるべく体にフィットし、両手で身体のバランスが取りやすいバッグが安定している。

 

実際にK-modelの使い方で、自分流の工夫やアイデアがありましたらぜひ聞かせてください。



陰山先生の「ビジネスバッグ論」
K-modelに込めたメッセージ

第31回 ビジネスマンのアイテム選び
~他人への優しさも必要なビジネスバッグ~


最近、電車の網棚を使われたことがありますか。「網棚」と聞いて何ソレ?と思う読者もいるかもしれません。現在では新幹線なら荷物棚、地下鉄や新型車両などはアルミ製のラック状になりました。確かに「網=ネット」ではなく通常の棚です。

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ところが、気をつけないと厄介なことになりかねません。先日、移動するグリーン車の中で衝撃の光景を目にしました。上部の棚に置いておいた乗客のバッグがカーブで棚から滑り落ち、すさまじい音とともに直下に座っていた乗客の足元に落下したのです。棚から落ちたバッグは堅いアルミ製でした。金属製だけに大きな衝撃音でしたが、幸いなことにバッグは直接床に落ち、けが人が出ないで済みました。見た目ではバッグは無傷でしたが乗り合わせた乗客は皆固まってしまいました。「あのバッグが頭上から落ちてきたら…」と乗客は皆思った事でしょう。従来の「網」でしたらカーブでも滑らず踏み留まったかもしれません。

 

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ビジネスバッグはカジュアルバッグよりも比較的丈夫でタフな構造をしています。丈夫という点では金属製もありなのですが、他人に優しくありません。混雑時に人と接触した時の相手へのダメージなど、大きな危険性もはらんでいることを身をもって実感しました。タフでいながら人に優しいバッグ。K-modelは、こんな当たり前のことも織り込んで設計されました。是非店頭で確認してください。


自分のバッグは使い方に合った機能を考えて選びましょう。


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